前回に引き続き、今回もクライアントからの接続方法について説明します。
今回は、PuTTYを使った接続について説明します。
今回も利用するソフトの条件を先に説明いたします。
私が現在利用しているのは「PuTTYごった煮版」です。
本家を利用されている方も特に問題ないとは思いますが、
説明文等は上記を前提にしている点ご理解ください。
PuTTYごった煮版
作者: 蛭子屋 双六
ホームページ:http://yebisuya.dip.jp/Software/PuTTY/
ここで、もうひとつ前提知識として、TeraTermProとの違いを説明します。
TeraTermProは基本的にはターミナルクライアントソフトのみの構成ですが、
PuTTYは様々なソフトが同梱されています。
- ターミナルクライアントソフト-putty.exe
- エージェント(ランチャー)-pageant.exe
- ポートフォワード-pfwd.exe
- コマンドライン版ターミナルクライアント-plink.exe、plinkw.exe
- SCPクライアント-pscp.exe
- SFTPクライアント-psftp.exe
- 鍵生成ツール-puttygen.exe
- ターミナルクライアント(SSH除く)-puttytel.exe
以上のように、TeraTermProに含まれるもの・含まれないもの
様々な機能を持つアプリが同梱されていますので、
その機能用途に合わせて選択が必要となります。
では、早速PuTTYを使って接続してみたいと思います。
PuTTYを使った接続では鍵の生成を行った方法によって手順が若干ことなります。
というのも、PuTTYでは鍵のフォーマットをPuTTY形式で保存・利用します。
このため、鍵の生成をOpenSSHで実施している場合や、
その他PuTTY形式以外の形式で生成している場合は一度変換が必要となります。
今回は、サーバ側でOpenSSHで鍵を生成しましたので、
まずはPuTTY形式への変換が必要ですので、
変換作業から実施することにします。
PuTTY形式への変換には「puttygen」を使用します。
起動したら「変換(V)」をクリックしメニューを開きます。
変換メニューを開くと、「鍵のインポート(I)」とありますので
それをクリックします。
すると、「秘密鍵の読込」画面が表示されますので、
画面右下の「PuTTY秘密鍵ファイル(*.ppk)」をクリックし「全てのファイル(*.*)」を選択します。
ここで、サーバ側で生成した秘密鍵が保存されているフォルダへ遷移し、
表示された秘密鍵ファイル(デフォルトのままであれば「id_rsa」)を選択します。
そして、画面右下にある「開く(O)」をクリックします。
するとここでパスフレーズの入力を求められます。
ここで入力するのは、ログインパスワードではなく、
OpenSSHで鍵を生成した際に入力したパスフレーズです。
入力を行ったら「OK」をクリックします。
パスフレーズが正しく入力されれば、秘密鍵の情報が表示されます
ここまでで、秘密鍵の読込が完了しました。
では、次は変換作業です。
変換作業は非常に単純です。
「ファイル(F)」メニューを開き、「秘密鍵を保存(S)」をクリックします。
あとは、「秘密鍵の保存」画面が表示されますので、
保存先を選択し、PuTTY形式の秘密鍵を保存して変換は終了です。
さて、次はPuTTYを使った接続方法の説明です。
SSHで接続する場合は「putty.exe」を使います。
起動すると、「PuTTY設定」画面が開きます。
ここで接続に関する情報を入力します。
まずは、接続先の情報を入力します。
ホスト名(またはIPアドレス) :接続先のサーバ名またはIPアドレスを入力します
接続タイプ:SSH(デフォルトで選択されています)
ポート:22(デフォルトで選択されています)
次に、カテゴリの接続を選択し、その中のSSHグループをクリックします。
SSHグループを展開するとその中に「データ」という項目がありますので
それを選択してください。
ここで、接続するユーザ名を入力します。
「サーバに送られるデータ」が表示されますので、
最上段にある「ログインの詳細」の「自動ログインのユーザ名(U)」に
接続するユーザ名を入力してください。
次に、「SSH」グループにある「認証」をクリックし、「SSH認証の設定」を表示します。
すると、最下段に「認証のためのプライベートキーファイル」という入力欄がありますので
その左にある「参照(W)」ボタンをクリックします。
すると、 「秘密鍵ファイルの選択」画面が表示されますので、
ここで、先ほど変換したPuTTY形式の秘密鍵ファイルを選択します。
秘密鍵ファイルを選択し終えたら、
後は接続を行うだけですが、
今後も同じ設定で接続を行うのであれば設定を保存することができます。
カテゴリから「セッション」を選択し「PuTTYセッションの基本設定」を開きます。
中段に「セッションの読込、保存、削除」とありますので、
ここで、セッション名を付けて保存します。
では、実際に接続を行いましょう。
既に必要な情報の入力は完了していますので、
画面右下にある「開く(O)」をクリックするだけです。
接続が開始され、サーバに接続されるとパスフレーズの入力を求められます。
ここでは、鍵生成時に入力したパスフレーズを入力します。
正しいパスフェーズが入力されると接続が完了します。
お疲れ様でした。
なお、パスフェーズの入力の際に誤ったパスフェーズを入力した場合
「Wrong passphrase」と表示され、再度正しいパスフェーズの入力を求められますので、
再度、正しいパスフェーズを入力しましょう。
以上でPuTTYを使った接続方法の説明を終わります。
お疲れ様でした。
- Newer: EmFTPを使ったSFTP接続の説明
- Older: TeraTermProを使った鍵認証方式による接続方法の説明
Comments:0
Trackback+Pingback:0
- TrackBack URL for this entry
- http://blog.technology-knowledge.jp/2007/10/03/12/trackback/
- Listed below are links to weblogs that reference
- PuTTYを使った接続方法の説明 from SeeIn開発日誌














