ちょっとXenで環境をつくっていて、
これまであまり利用していなかったLVMを使うことになったので
あわせて情報をまとめることにしました。
CentOSのインストール時にLVMを利用したディスク構築は完了しているので、
まずはLVMを利用するにあたり、基本的な点を確認します。
LVMではディスクを管理するにあたり、
物理ディスクをVG(VolumeGroup)として管理し、
そのVGをPEそしてLVとして利用します。
PV(Physical Volume:物理ボリューム)
いわゆる接続されだハーディスクの事。
VG(Volume Group:ボリュームグループ)
PVを複数まとめたもの。
この仕組みによりLVMでは物理ボリュームに依存しないディスク管理を実現可能。
PE(Physical Extent:物理エクステント)
LVMで扱う最小の管理単位。
LV(Logical Volume:論理ボリューム)
PEを複数まとめたもの。
ユーザが直接扱う単位は、このLV単位となる。
なお、LVのサイズはPEに依存しており、1つのLVは最大で256のPEをグループ化でき、
たとえば、1つのPEが4MBの場合は、LVは最大で256GBとなる。
上記の説明を図で表すと次のようになります。
以上の説明で、まずはLVMの管理の仕組みと、その構成について
簡単ではありますが、理解いただけたのではないかと思います。
さて、説明したようにLVMではいくつかの構成要素単位で管理をしています。
次に、その構成要素の利用状況を確認するコマンドを説明します。
まずひとつめは「pvdisplay」です。
これは、名前の通りですがPVの利用状況を表示します。
表示される項目について説明します。
「PV Name」および「VG Name」
PVやVGの名称です。
「VG Name」は対象のPVが割り当てられたVG名が設定されています。
「PV Size」
対象のPVの有効サイズが表示されています。
「Allocatable」
割り当て可能かどうかが表示されます。
なお、利用可能な状態で且つ、すべての領域を割り当て済みの場合
「yes (but full)」といった表示になります。
「PE Size (KByte)」
PEのサイズが表示されます(この場合KB単位)
「Total PE」
割り当て可能な最大のPE数が表示されます。
なお、「PE Size」×「PE Size」=「PV Size」 となります。
「Free PE」
割り当て可能なPE数が表示されます。
すべて割り当て済みの場合は「0」となります。
「Allocated PE」
割り当て済みのPE数が表示されます。
「Total PE」-「Allocated PE」=「Free PE」となります。
「PV UUID」
PVに割り当てられたユニークIDです。
以上が「pvdisplay」で得られる情報です。
「pvdisplay」と同様に VGの情報を表示する「vgdisplay」や
LVの情報を表示する「lvdisplay」があります。
それらについては次回説明します。
まずは、ここまで。
お疲れ様でした。
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