mixiが以前からパートナー向けにAPIを公開しているのは報じられていましたが、
ITmediaの記事「mixiがOpenID対応へ」によると、今回はOpenIDに対応するとの事です。
OpenIDをめぐっては、実質シェアが数パーセント程度しかなく、
認知度に関してもほぼ0に近いという状況ですが、
大手サイト運営企業としては、これまでの囲い込み戦略の延長線として、
自社のユーザへ外部のサービスを結びつける付加価値戦略への転換策の一つとして
OpenIDへの対応をせざる得ない状況がきているようです。
まぁ、これまでの会員数が数百万人になりました!!なんて発表は
人口が年々急増しているわけでもない為続くわけもなく、
そうなるとIRが乏しくなるわけで。。。
さて、ネガティブにOpenIDの普及を捕らえていても仕方がないので、
少し本質的な議論に移るとすると、私的な見解として、
日本のインターネットユーザはおおよそ以下のポータルを抑えることで、
その大半のシェアを抑えることができると考えています。
- Yahoo!JAPAN
- はてな
- mixi
- モバゲー
- 楽天
個人的にはmixiとモバゲーについてはかなりユーザー属性に重複があるわけですが、
以前と比較するとmixiの影響力はそれほどないと考えており、
現時点では若者向けとしてはモバゲーの方が優位なのは否めません。
※というか、アクティブ率と潜在顧客率の観点からですかね
また、楽天についてはYahoo!JAPANとの属性の重複が見込まれますが、
実際は楽天はEC利用者が多く、逆にYahoo!JAPANは付加価値コンテンツを利用するユーザが多い、
その点で一部ユーザの属性がことなると考えています。
また、はてなについてはいうまでもなく、技術系のユーザについては、圧倒的なシェアを持っており、
日本に唯一の独立系ポータルサイトでるといっても過言ではないでしょう。
※実際は、独立系ポータルサイトは他にもありますが。。。
さて、GREEやLivedoor、そしてMSN等いくつか除外したポータルサイトもあります。
これは、おそらく利用者が他のサイトとの重複利用の可能性が多いと考えている為です。
また、同様の理由からGoogleも除外しています。
Googleは個々のサービスとしては非常に優秀ですが、
ポータルサイトとしての価値は現時点では未知数だと考えており、
また、利用する側からの視点でみても、あくまでもツールとしてGoogleであり、
少なくとも日本国内においてYahoo!JAPANを凌駕する、もしくは、
Yahoo!JAPANのユーザを奪う程度には現時点ではいたらないと考えています。
※iGoogleのユーザビリティがもう少し良くなれば状況が変わる可能性もありますが・・・
上記にあげたうち既に3社がOpenIDに対応している状況ですので、
サイト開発者または運営者としては利用する価値がでてきていることはいうまでもありません。
但し、現時点のOpenIDのサービス提供状況では、属性交換はほぼ行われていない為、
実質的なサイト運営においては、結果的に認証機能の代替程度しか利用用途はないことは否めませんが。
「SeeIn」でも実際OpenIDには対応を行っており、
一応、属性交換に対応したサイトを利用した場合は、取得可能な情報については
アカウント作成時に入力を省略することができます。
私が知っている限りではベリサインが提供しているサービスでは、
ユーザが公開を許可している属性については交換ができました。
参考:https://pip.verisignlabs.com/
国内サイトでOpenIDに対応するサイトについては、
いろいろと難しい面もあるのでしょうが、属性交換までサポートしていただけると
よりユーザの利便性はあがるのではないかと思います。
(参考)
ITmedia:mixiがOpenID対応へ
Cnet:ミクシィ、認証サービス「mixi OpenID」を提供--「mixi Platform」第1弾
Technorati Tags: OpenID
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