MySQL
LVSを使ったブローカーの構築:構築環境についての説明
さて、構築に入る前に今回構築する環境について簡単に説明します。
まずはLVS(Linux Virtual Server)です。
LVSとは「Linux Virtual Server」の略で、その名通り、仮想サーバを構築する技術(プロジェクト)の事で、
「The Linux Virtual Server Project」で進められています。
その中で現在主に認知されているものとしては「IPVS(IP Virtual Server)」が有名です。
今回は、このIPVSと「keepalived」を組み合わせて、
MySQL Clusterのブローカーとして動作させます。
まず最初にこれまでの説明で構築できたMySQL Cluster環境のおさらいと、
その問題点について再度確認をします。

前回も述べたとおり、現状の構成の問題点は、言うまでもなく折角MySQLが
Cluster環境となっているにも係らず、そのMySQLDノードの状態を自ら把握し、
正常なノードに接続するような対応をする必要があります。
今回は、IPVSとKeepalivedを使い、ブローカーを構築します。
ブローカーを介するとどのような利点があるかまずは次の図を見てください。
LVSを使ったブローカーの構築
さて、前回までで、MySQL Clusterの構築については、
簡単ではありますが説明を完了しました。
※肝心な運用面については一切ふれていませんが。。。
さて、このまま説明を終了しては肝心な部分が欠落しています。
それはMySQLDノードの障害時にクライアントからの要求を
正常なノードへ 適切に振り分けを行うブローカーの構築です。
MySQL Clusterの一通りの説明という意味で、
今回からブローカーの構築について説明します。
さて、とはいえ、実装方法はさまざまです。
今回は、汎用性のあるLVSとkeepalivedによるブローカーの構築を行います。
説明の流れは以下のようになります。
※2008年5月11日:説明の流れを変更しました
以上の内容で説明を行います。
なお、今回の環境のベースは「MySQL Clusterを試す」で構築した環境を想定しています。
では次回から説明を開始します。
MySQLClusterを試す~MySQLCluster構築結果の確認~
さて、ここまでの構築で、以下のような環境ができていると思います。

今回は、上記の構成になっていることを前提に、MySQL Clusterの操作と動作について確認します。
MySQLClusterを試す~MySQLDノードの構築~
MySQL Clusterの3つの構成要素の最後である「MySQLDノード」を構築します。
(重要)
執筆後一年以上が経過しており、一部内容が古い部分がございます。
具体的には、下記エントリーに補足をしておりますので、併せてご確認下さい。
MySQLDノードは実際にクライアントから接続されるノードとなります。
作業としては、NDBDノード同様に「10.1.100.140」および「10.1.100.150」の両方に作業を実施します。
※以下は、「10.1.100.140」に対する作業を前提に説明しています。
MySQLDノードの構築は以下の手順で行います。
- 各種インストール作業の実施
- 設定ファイルの修正
- ノードの起動と確認
(1-2) MySQL Serverのインストール
(1-3) MySQL Clientのインストール
(1-4) MySQL Serverの停止
(3-2) マネジメントクライアントによる接続の確認
以上の手順で実施します。
では早速「1.各種インストール作業の実施」からはじめます。
MySQLClusterを試す~NDBDノードの構築~
引き続き、NDBDノードの構築を行います。
なお、NDBDノードは2台構築しますので、
以下では、「10.1.100.120」のIPを持つノードに対する操作を前提として説明します。
※IPが「10.1.100.130」のノードに対しても同様の操作を行うと理解してください。
MGMノードの構築は以下の手順で行います。
- 各種インストール作業の実施
- ユーザの作成および設定ファイル等の作成
- NDBDノードの起動と確認
(2-2) 設定ファイル等保存先ディレクトリの作成
(3-2) マネジメントクライアントによる接続の確認
以上の手順で実施します。
では早速「1.各種インストール作業の実施」からはじめます。
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